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  • 執筆者の写真isokari3

24時間ジムFC募集で聞かされる参加率3%の真実

更新日:2020年9月18日

フィットネスジム開業コンサルタント歴23年の五十苅(いそかり)です。

今回はフィットネス参加率を考えます。

添付の表は当社がIHRSAのデータを元に作成した国別フィットネスクラブ参加率です。

日本の参加率は3.33%であり、他国と比較しても低い参加率であることがわかります。

私がフィットネス業界に就職した35年前でも、日本のフィットネスクラブ参加率は3%と言われていました。

おかしいですよね。

当時は総合クラブと呼ばれるジム・スタジオ・プールなどがある大型クラブがほとんどで、現在のようにヨガスタジオや24時間ジムなどの専門店はわずかしかありませんでした。

それが今では把握できないくらい24時間ジムやホットヨガスタジオ、その他施設がオープンしているのに参加率が増えていない・・・・

この数字を巧みにセールスで利用しているのが、24時間ジムのFC説明会!

日本はフィットネスクラブの数が足りない!

需要はまだまだある!

などと説明をされるはずです。


では、ここからカラクリを考えていきましょう。

数字が高い欧米は公共施設の利用人数も含まれます。

民間のクラブも非常に会費がリーズナブルなクラブが多いです。

アメリカのプラネットフィットネス2039店舗 月1,000円

オランダのベーシックフィット800店舗 月2,500円

当然参加率も高くなります。

対して日本では、FIA一般社団法人 日本フィットネス産業協会が加盟クラブに対してアンケートを行い、その集計結果を反映させています。

未加盟のクラブさんはデータを集める手段がないのが実情なのです。

加盟クラブの多くは総合クラブで、未加入のクラブは24時間ジムやスタジオ単体などの小規模施設と思えば良いでしょう。

公共施設の利用人数なども含まれていませんので、参加率は3.33%と少なく出るのは仕方ありません。


では実際にはどのくらいの参加率なのでしょうか?

誰もわからないのが現状です。

肌感覚ですが、倍以上はあるのではないでしょうか?

既に地区によっては飽和状態で、出店すれば会員が集まって儲かる!

そんな時代はすぎたと思います。

差別化をちゃんと考え、基本的なサービスと定着戦略を行っていく!

そんなテクニカルな運営が必要になってきます。

果たして、業界経験が浅い24時間ジムFC会社さんで対応できるのでしょうか?


当社では新規出店プロデュース意外にも、

既存店舗の経営改善のコンサルティングも行っています。

ZOOM無料相談会も行っていますので、詳しくお知りになりたい方はHPからメールにてお問い合わせを!



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